第6章 救済

第90条の1 国境措置一

著作権者又は製版権者がその著作権又は製版権を侵害する物を輸入又は輸出する者に対して、税関にあらかじめ差押えを申請することができる。前項の申請は書面によって申請するものとし、侵害の事実を釈明し、被差押人が差押えにより受ける損害に相応する賠償の...
第6章 救済

第90条の2 国境差押措置二

前条の実施弁法は、主務官庁が財政部と共同して定めるものとする。【解説】侵害物の輸出入の国境措置管制に関しては、主務官庁が本条の授権に基づき、執行の根拠法として「著作権又は製版権侵害物の税関差押実施弁法」を制定した。
第6章 救済

第90条の3 権利管理情報及び技術的保護手段の保護条項違反の民事損害賠償責任

第80条の1又は第80条の2の規定に違反し、著作権者に損害を与えた者は賠償責任を負う。数人が共同して違反した場合は、連帯賠償責任を負う。第84条、第88条の1、第89条の1及び第90条の1の規定は、第80条の1又は第80条の2の規定に違反す...
第7章 罰則

第91条 複製権の侵害

無断複製により他人の著作財産権を侵害した者は、3年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ドル75万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。販売又は賃貸の目的で無断複製し他人の著作財産権を侵害した者は、6月以上5年以下の有期懲役に処し、ニュー...
第7章 罰則

第91条の1 譲渡権侵害及び海賊版製品頒布の刑事責任

無断で所有権移転により著作の原作品又はその複製物を頒布し他人の著作財産権を侵害した者は、3年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ド ル 50万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。著作財産権を侵害している複製物であることを知りながらこれ...
第7章 罰則

第92条 その他の著作財産権侵害の処罰

無断で公開口述、公開放送、公開上映、公開演出、公開送信、公開展示、翻案、編集、賃貸することにより他人の著作財産権を侵害した者は、3年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ドル75万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。【解説】本条は、複製...
第7章 罰則

第93条 その他の著作権侵害の処罰

次の各号のいずれかに該当する者は、2年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ドル50万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。(1) 第15条から第17条に規定する著作者人格権を侵害した者。(2) 第70条の規定に違反した者。(3) 第87...
第7章 罰則

第94条 削除

2006年5月5日改正により削除。
第7章 罰則

第95条 翻訳物販売禁止の規定に違反する侵害

第112条の規定に違反した者は、1年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ドル2万元以上25万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。【解説】本条は、第112条の規定に違反する処罰について規定するものであり、即ち「6月12日最終期限」を経過...
第7章 罰則

第96条 コンピュータプログラムのバックアップ未破棄及び出典未表示に対する処罰

第59条第2項又は第64条の規定に違反した者は、ニュー台湾ドル5万元以下の罰金を科する。【解説】 第59条第2項の規定により、適法なコンピュータプログラム著作の複製物の所有者は、自ら使用し、プログラムのバックアップを行い、滅失以外の理由によ...
第7章 罰則

第96条の1 権利管理情報又は技術的保護手段の保護条項違反に対する処罰

次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の有期懲役、拘留若しくはニュー台湾ドル2万元以上25万元以下の罰金に処し、又は罰金を併科する。(1) 第80条の1の規定に違反する者。(2) 第80条の2第2項の規定に違反する者。【解説】本条は、権...
第7章 罰則

第96条の2 罰金の加重

本章に基づき罰金を科す場合に、犯罪者の資力及び犯罪により得た利益を斟酌しなければならない。利益所得が罰金の最高額を超える場合は、利益所得の範囲内で加重することができる。【解説】本条は、著作権法違反に対して罰金刑を科す際の加重処罰規定である。...
第7章 罰則

第97条 削除

1998年1月21日の法改正により削除。
第7章 罰則

第97条の1 営業停止、営業廃止命令

事業が公開送信の方法により第91条、第92条及び第93条第4号の罪を犯し法院の有罪判決を受けた場合は、その行為を速やかに停止しなければならない。行為を停止せず、主務官庁が専門家、学者及び関連業者を召集し、侵害情状が重く著作財産権者の権益に深...
第7章 罰則

第98条 没収

第91条から第93条、第95条から第96条の1の罪を犯し、犯罪に用いられた物又は犯罪により取得した物は、これを没収することができる。ただし、第91条第3 項及び第91条の1第3項の罪を犯した場合、その没収できる物は犯罪者に帰属する物に限られ...
第7章 罰則

第98条の1 没取

第91条第3項又は第91条の1第3項の罪を犯し、その行為者が逃亡し確認する方法がない場合は、犯罪に用いられた物又は犯罪により取得した物は、司法警察機関は直接没取することができる。前項の没取物は、没取金が国庫に納められるほかはこれを廃棄する。...
第7章 罰則

第99条 刑事判決の掲載

第91条から第93条、第95条の罪を犯した場合に、被害者又はその他の告訴権を有する者の請求により判決書の全部又は一部を新聞掲載し、その費用を被告人に負担させることができる。【解説】本条は、著作権侵害の刑事判決の掲載に関する規定である。広く世...
第6章 救済

第100条 著作権侵害の訴追条件

本章の罪は親告罪とする。ただし、第91条第3項及び第91条の1第3項の罪は、この限りでない。【解説】本条は、本章の罪の刑事告訴について規定している。原則的に、本章の罰則は親告罪である。ただし、次に掲げる罪、(1)販売又は賃貸を目的として無断...
第7章 罰則

第101条 両罰規定

法人の代表者、法人又は自然人の代理人、被雇用者又はその他の従業員が、業務の遂行により第91条から第93条、第95条から第96条の1 の罪を犯した場合は、各該当条文の規定に基づいて行為者を処罰するほかに、当該法人又は自然人に対して各該当条文の...
第7章 罰則

第102条 許認可を得ていない外国法人の刑事訴追権

外国法人は、法人の許認可を得ていなくとも第91条から第93条、第95条から第96条の1の罪に対して、告訴又は自訴を提起することができる。【解説】本条は、許認可を得ていない外国法人の刑事訴追権について規定している。外国法人は本法の規定に該当す...